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【口コミレビュー】七田式プリントは難しい?実際の効果やオススメの進め方

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家庭用学習教材を選ぶ時、わが子にあった教材なのか?実際に効果があるのか?と色々気になりますよね。

 

子供がプリント教材に取り組むにしても、保護者のサポートは必要になります。時間もお金もかけるならば、子供にあった教材を選びたいものです。

今回は、幼児教室でお馴染みの七田式の『七田式プリント』についてご紹介します。

 

3歳双子のわが子は、2歳の時から七田式教室に通い、一年3ヶ月が経ちました。

七田式教室のレッスンで使われているプリントに「いいな!これ!」と思っていました。

毎回レッスン終了後に、宿題用としてプリントをもらいますが、1日でやりきってしまいます。子供たちが「もっとプリントやりたい!」と言ってくれるので、七田の先生に相談したところ、「七田式プリントA」を勧められたので購入し、自宅で取り組んでいます。

 

子供たちは、「七田式プリント」の他にも以下の教材に取り組んできました。

  1. すくすくどんどん
  2. がんばる舎すてっぷ
  3. こどもちゃれんじ
  4. 月刊ポピー

なので、それらの教材と比較して思う「七田式プリント」のメリット・デメリット、実際の効果などをご紹介しています。

 

七田式プリントを進めていくうえで、困ったこともありました。七田式の先生にプリントの進め方について相談し、オススメの取り組み方も教えてもらいました。その上で、今回お伝えしたいことは、以下の5点です。

  1. 七田式プリントを特徴
  2. 七田式プリントの難易度
  3. 七田式の先生から教えてもらった取り組み方
  4. 七田式プリントのメリット・デメリット
  5. 七田式プリントを実際やってみて感じる子供成長・効果

 

 

 

七田式プリントとは

七田式プリントは【ちえ】【もじ】【かず】がそれぞれ10冊あります。1冊が28ページになっているので、【ちえ】【もじ】【かず】を毎日1枚ずつ取り組んで、10ヵ月の分量になります。

 

七田式プリントはA~Dの種類があります。わが家では、2歳半~4歳を対象とした七田式プリントAを購入しました。

  1. プリントA  対象:2歳半~4歳
  2. プリントB  対象:3歳半~5歳
  3. プリントC  対象:4歳~5歳
  4. プリントD  対象 : 5歳6ヶ月〜7歳

 

 

七田式プリントの特徴

 子供たちが2歳11ヵ月の時から七田式プリントAを始めました。やっていて感じる特徴は4つです。

  1. ちえ・もじ・かず とバランスの取れた教材ですが、2歳半から取り組むには難易度は高め
  2. 同じような問題を4回繰り返す構成となっているので、力を着実に伸ばしていくことができる
  3. 冊子から1枚1枚簡単に切り離すことができるので、「今日やる分」を調整しやすい
  4. カラー印刷なので子供が楽しそう

 

ちえ・もじ・かず とバランスの取れた教材です。ただ、難易度は高め

 現在、4冊目が終わりました。4冊目の終盤の問題を解答用紙でご覧ください。

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「ちえ」では、一本線を引いて同じ図形を作ったり、箇条書きで書かれた3つのヒントから正解のものを選んだり、規則性に関する問題があったりします。

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「もじ」では、ひらがなを選ぶ問題ですね。

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「かず」では、数字を書いたり、足し算の要素が加わった問題が出てきました。

4冊目を終えるまでにも様々な問題をこなしてきました。

「ひらがなを覚えるだけじゃない。数がわかるようになるだけじゃない。図形が得意になるだけではない」

毎日、ちえ・もじ・かずと1枚ずつ取り組むことで、バランス良く知識・能力を伸ばしていけます。

 

ただし、難易度は高めだと思いました。

これはまだ4冊目なので、全体の半分も終えていません。子供たちは3歳3カ月で4冊目まで終えましたが、正直、難しいと感じる問題もありました。また、子供たちにも得意・苦手な問題が出てきました。

 

「もじ」のプリントは難しそうに取り組んでいます。わからなくて悔しいのか、イライラすることも・・・。親子で一緒に頑張っています。

 

4回繰り返すことで着実に力を伸ばす教材

 4回繰り返すことを七田式では、400%学習と呼んでいます。上の解答用紙の写真を見ておわかりいただけると思いますが、同じような問題が4回(プリントでいえば4枚)出てきます。

 

この400%学習のおかげて、はじめは「難しくてわからない、パパ教えて」と言っていた問題も、徐々に理解していき、4回目には自分でできるようになります。その成功体験が「私できるじゃん!」といった自信に繋がっていると思います。

 

なので、わが子はプリント学習が大好きです。寝る前になると絶対に「プリントやろう」と子供から言ってくれます。プリントをやらないと「今日、プリントやっていないじゃん!」と怒ってくるほどです。「できる!!」と思えることが楽しいのでしょうか。

 

400%学習で着実に力が伸びていると思います。ただ、わが子はまだ「ひらがな、すうじ」といった文字を書くことができないので、4冊目の終盤に出てきた、"数字を書く"問題は4回やっても書けるようにはなっていません。できる、できない問題はありますね。

 

今日やる分を切り離して使うことができる

冊子にはミシン目がついているので、1枚1枚簡単に切り離すことができます。

ちなみに七田式プリントは、1日3枚やることが推奨されています。七田式プリントを購入した際に、同封されていたマニュアルには、こう記されていました。

 

一度にたくさんやりすぎないことが能力アップ、継続の近道

子供が「まだやりたい!」というところで終え、楽しみを次の日に残すことが、継続するコツです。

毎日少しずつ続けることで記憶が定着します。一度に何枚もやると逆に記憶が定着しません。

 

わが子も、プリントをやりだすと3枚で終わらず「もっとやりたい!!」と駄々をこねることがあります。なので、はじめに「今日やる分」を切り離して子供に渡すようにしています。冊子ごと渡すと、気が済むまでやり続けてしまいます。

 

カラー印刷のプリントは楽しい!

 わが家では、「七田式プリント」と「がんばる舎すてっぷ」の2種類を併用しています。がんばる舎も良いプリント教材だと思いますが、モノクロ印刷のプリントです。

一方、七田式プリントはカラー印刷になります。カラーの方が楽しそうですね。

 

モノの名前に関する問題は、モノクロだとわかりずらいと感じることがあります。色で認識できることってありますよね?

 

モノクロプリントってこんな感じです。

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赤色だったらすぐに 「リンゴ」だとわかりますよね。

七田式プリントに限ったことはではありませんが、カラー印刷の方が、子供たちの反応も良いです。

毎日取り組むプリントですので「子供が楽しい!」と感じることは継続していく上では重要なポイントだと思いますよ。

 

 

七田式プリントは難しい?

既にご紹介した通り、2歳11ヵ月から七田式プリントに取り組んでいますが、難易度は高めだと思います。

 

七田式プリントAは対象が2歳半から4歳で、以下のことができることを条件としています。

  • 鉛筆が持て〇×が書け、点と点を線で結べる
  • 大小、多少、長短がわかる
  • 身近な物の名前を言うと、指すことができる

(出典:七田式プリント特集ページ | 七田式 公式オンラインストア【幼児・小学生向け教材】

個人的には、これだけの条件では七田式プリントAをやりきることは難しいと思います。

「ひらがなが読める、もしくは興味があること」、「10までの数字を理解していること」ができないとプリントを解くことは難しく、進められないでしょう。

 

わが子がやってみるとこんな感じでした。

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(2歳11ヶ月の頃。スラスラと問題を解いています。)

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(3歳2ヶ月頃。まだ難しいと感じることなくできている。)

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(3歳3ヶ月。問題の難易度が上がり、子供たちも難しいと感じはじめました。)

 

問題の難易度が上がっていく様子をおわかりいただけたと思います。4冊目ごろから、子供たちが解けない問題が出てきました。

4冊目になると「かず」のプリントでは、数字を理解していないと問題を解くことは困難です。

 

難しい問題に対してどう取り組めばいいのか?七田の先生に聞きました

プリントを進めていくと、もちろん問題の難易度も上がっていきます。

 

スラスラと解答できる問題、できない問題が出てきました。そのため、子供たちは苦手な問題に対して、「難しい!イライラ!!」することもありました。

 

そんな子供たちにどう接して良いのかわからず、七田式教室の先生に相談しました。こんなことを教えてもらいました。

 

  • 得意なプリント、苦手なプリントは出てくるもの
  • 子供が難しくてできないといったプリントは、無理にやらせなくて良い
  • なので、コピーをとってからプリントに取り組むことをオススメします
  • しばらくしてから、コピーで残して置いたプリントに取り組んでみて下さい

 

要するに「今すぐに”できないこと”を”できること”に変えようとしなくて良い」ということでした。

これまで「どうしたら、子供たちは理解してくれるのか」と悩むこともありましたが、この説明を聞いて気持ちが楽になりました。

 

難しい問題にもチャレンジしてできなければ、時間を置いてから取り組むようにしています。

 

成長には個人差があります。

双子の娘は、比較的スラスラとプリントをやっていますが、息子は時間がかかっていました。

特に「もじ」のプリントが苦手でしたが、3歳3ヶ月になり、ひらがなも理解して、ちゃん問題が解けるようになりました。

差はあれど、子供は着実に力をつけるものだなと感じています。

 

 

七田式プリントのメリット ・デメリット

メリット

  • 400%学習で着実に力を伸ばすことができる
  • もじ・ちえ・かずとバランスの取れた教材である
  • 取り組む量は1日3枚なので、無理なく継続できる
  • プリントは冊子から簡単に借り離せるので、毎日やる量を調整しやすい
  • カラー印刷されているので楽しい

 

デメリット

  • 購入するためには会員にならないといけない
  • 10ヵ月分の一括購入しかできない

 

購入するためには会員にならないといけない

七田式プリントを購入するには「夢育て友の会」の会員にならないといけません。 

会員になって購入することに少し抵抗を感じかもしれません。これだけ良いプリントなので、もう少し買いやすいシステムにすれば良いのにと思います。

 

【夢育て友の会】

  • 七田式子育ての情情報誌が月に一回届く
  • 年会費4,104円
  • 会員限定の教材や、七田式の教材を会員価格で買える、無料発達検査などメリットがあるようです

 

一括購入しかできない

10ヶ月分をまとめて購入するしか方法がありません。

10ヶ月分は、こんな感じでダンボール箱にずっしり入っています。持った時「重い!」と思いました。

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途中でプリントをやらなくなる可能性があるかもしれないのに、一括購入しかできないので、気軽に購入することはできませんね。

 

 

七田式プリントを実際やってみて感じる子供の成長と効果

プリント学習を習慣化することができた

これは本当にありがたい成果でした。

やる量はたったの1日3枚。そのため「がんばる舎すてっぷ」と併用しても無理なく続けられています。

 

七田式はカラー印刷されたプリントなので、子供たちも楽しく取り組めています。1日3枚と無理なく続けれるので、子供たちの「もっとやりたい!」「楽しい!」といった気持ちが継続できていると感じます。

 

そのおかげで、子供たち自ら「プリントやろうよ」と言ってくれます。学習習慣が身に付いたので、生活の中で自然と学習する時間がうまれました。継続することで子供の力は着実に伸びていますね。

 一過性の成果よりも、子供たちが進んで学習するようになったことは、本当にうれしく思います。

 

子供の知識が定着している

400%学習ってすごい!と感じます。はじめは難しくてスラスラできない問題も、繰り返し解くことで自然とできるようになっていきます。

あれ?こんなこと教えたかな?」ってことも、できるようになっています。

 

例えば、「前から2番目は誰でしょう」といった問題です。前から何番目、後ろから何番目といったことは、特に教えた記憶はありませんが、七田式プリントで理解し、覚えていました。

 

ふと、親子4人で並んでいた時のこと。「私は前から2番目だね、パパは前から3番目」と教えてくれました。プリントの内容をちゃんと理解し、知識として定着していることを実感しました。

 

 

七田式プリントAの取り組み状況ですが、もうすぐで半分終了します。引き続き、親子で一緒にプリント学習を楽しみたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。